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仕事が終わったら保育園へお迎え。帰ってからは夕食作り、洗い物、洗濯、寝かしつけ——。
気づけば一日中走り続けて、子どもに笑いかける余裕もない。そんな毎日を送っていませんか?
私も同じでした。時短勤務で働きながら、未就学児2人を育てる毎日。夕方はいつも時間との戦いでした。
ただ、私はもともと人に頼ることが苦手。「家事代行」という言葉は知っていても、「他人を家に入れるなんて」「自分でできることにお金を払うなんて」と、ずっと選択肢に入れていませんでした。
でも今は、はっきり言えます。もっと早く頼めばよかった、と。
この記事では、家事代行を頼む前に私が抱えていた不安と、実際に頼んでみて生活と心がどう変わったかを、正直にお話しします。これから使ってみたい方向けに、選ぶときのポイントもまとめました。同じように毎日いっぱいいっぱいの方の、参考になればうれしいです。
家事代行を頼む前、私が抱えていた不安
「他人を家に入れる」ことへの抵抗
そもそも我が家は、友達を家に呼ぶことも少ないタイプ。それなのに、はじめましての人に家の中を見せて、家事をお願いするなんて……と、正直かなり戸惑いがありました。
散らかった部屋を見られるのも恥ずかしいし、「相性の合う人に来てもらえるのか」が一番の不安でした。
料金は決して安くない
家事代行は、気軽に頼める金額ではありません。そして何より引っかかっていたのが、「自分でできることにお金を払う」ことへの抵抗感でした。
「がんばれば自分でできるのに、お金で解決するなんて贅沢じゃないか」——ずっとそう思っていました。
気づけば、心は限界に近づいていた
仕事、育児、家事。どれも手を抜いていないのに、全部が中途半端に感じる。夕方になるとイライラして、子どもにきつい言い方をしてしまう。
そんな自分に自己嫌悪する日が、少しずつ増えていきました。
それでも頼んでみた「きっかけ」
決定的だったのは、余裕を完全に失って、子どもに強く当たってしまったことでした。
その夜、寝ている子どもの顔を見ながら、「このままではいけない」と心の底から思いました。私が守りたいのは「家事を全部自分でやること」ではなくて、子どもと笑って過ごす時間のはずなのに、順番が逆になっている——。
そこから約2か月、迷いに迷って、「一度だけ試してみよう」と申し込みました。ポイントは、いきなり定期契約ではなく、まず単発で頼んだこと。「相性が合えば定期でお願いしたい」と最初に伝えておいたので、気持ちのハードルがぐっと下がりました。
実際に頼んでみてどうだったか
当日お願いしたこと
私が依頼したのは、仕事から帰ったあとの夕方の時間帯。お願いした内容はこんな感じです。
- 子どもの保育園の荷物の整理
- 洗い物
- 洗濯物たたみ
- 掃除機がけ
- 夕食作り
不安は杞憂だった
来てくださった方は手際がとても良く、思った以上に作業が早いことに驚きました。私が子どもの相手をしている間に、夕方の「やらなきゃいけないこと」がどんどん片付いていく。
「他人が家にいる気まずさ」を心配していましたが、プロとして淡々と、でも感じよく作業してくださるので、想像していたような居心地の悪さはありませんでした。
家事代行を頼んで本当に良かった点・私の変化
子どもの世話に集中できる
一番大きかったのはこれです。家事を任せられることで、夕方のいちばん慌ただしい時間帯に、子どもと向き合うことに集中できる。「早くしなきゃ」と急かしながら家事をこなす夕方が、まったく別の時間になりました。
夕方のイライラが減った
不思議なもので、人に入ってもらっているというだけで、夕方の忙しい時間のイライラが和らぎました。「全部ひとりで回さなきゃ」というプレッシャーから解放されるからだと思います。
家族のふれあいの時間が生まれた
寝るまでにこなさなければいけないことが早く終わるので、寝る前に家族でゆっくり過ごす時間ができました。以前は「早く寝て!」と追い立てるだけだった夜が、絵本を読んだり話をしたりする時間に変わりました。
週1回でも、心のリセットになる
頼む前は「週1回くらい頼んでも、焼け石に水では?」と思っていました。でも実際は、週1回でも、心に十分な余裕ができました。
「ここまでがんばれば、来てくれる日がある」と思えることが、平日を乗り切る支えになる。家事代行は、家事を減らすサービスであると同時に、自分の心をリセットする時間をくれるサービスなのだと感じています。
頼む前に知っておきたい、正直な注意点
いいことばかり書いてきましたが、気になった点もお伝えします。
- 最初は少し気を遣います。 物の場所や家事のやり方を覚えてもらうまでは、説明の手間があります。逆に言えば、続けるほど楽になります。
- 合う・合わないはあります。 「とにかく誰かに助けてほしい、もういっぱいいっぱい」という人にはとても合います。一方で、他人が家にいること自体がストレスになるタイプの人には、向かないかもしれません。
相性を確かめる方法も含めて、選ぶときのポイントを次にまとめました。
はじめての家事代行、選ぶときに見るポイント
「使ってみたいけど、何を基準に選べばいいの?」という方へ。実際に使ってみて、私が大事だと感じたポイントを4つ紹介します。
料金の目安
家事代行の料金は、サービスや依頼する人によってさまざまです。1時間あたり2,000〜4,000円台のところが多く、個人のスタッフに直接頼むタイプでは1,000円台から頼めるところもあります。
ただし、料金は「1時間あたりの料金+α」で考えるのがおすすめです。1時間あたりの料金のほかに、こんな費用や条件があります。
- 交通費
- 手数料・保険料
- 夜間や土日などの時間帯による加算
- 入会金・年会費(サービスによる)
- 最低依頼時間(「2時間以上から」「3時間以上から」など)
特に見落としやすいのが、最低依頼時間です。1時間あたりの料金が安くても、「3時間以上でないと頼めない」となると、1回の料金は高くなります。「夕食の時間だけ1〜2時間来てほしい」という使い方をしたい場合は、短い時間から頼めるかどうかも確認しておきましょう。

1時間あたりの料金だけでなく、最低何時間から頼めるかも確認してみてください。交通費や手数料も含めた「1回の合計」で比べるのがおすすめです。
スタッフの決まり方
家事代行には、大きく分けて「自分でスタッフを選ぶタイプ」と「会社がスタッフを決めるタイプ」があります。私が使っているのは、自分で選ぶタイプです(スタッフの選び方は、別の記事で詳しく紹介する予定です)。
それぞれのメリット・デメリットはこんな感じです。
| 自分で選ぶタイプ | 会社が決めるタイプ | |
|---|---|---|
| メリット | 人柄・料金・できる家事など、全部自分で見て選べる | 自分に合いそうな人を会社が選んでくれる。困ったことは会社の窓口に相談できる |
| デメリット | 「相性が合わない」など言いづらいことも、自分で相手と直接やり取りしないといけない | 来てくれる人を自分で選べない |
「自分で納得して選びたい」人は自分で選ぶタイプ、「やり取りはなるべく会社に任せたい」人は会社が決めるタイプが合っていると思います。

「選ぶ手間」と「言いづらいことを伝える手間」、自分にとって負担が少ないのはどちらかで考えると、選びやすくなります。
まず単発で試せるか
いきなり定期契約するのは不安……という方は、まず1回だけ試せるかを確認しましょう。
単発でいつでも頼めるサービスもあれば、定期利用が前提でも「お試しプラン」として1回だけ頼めるサービスもあります。自分で選ぶタイプ・会社が決めるタイプのどちらにも、単発OKのところはあります。
実際に来てもらうと、作業の進め方や人柄など、プロフィールや説明だけではわからないことが見えてきます。相性を確かめてから定期に切り替えれば、「こんなはずじゃなかった」という失敗を減らせます。

まずは1回で相性を確かめられるサービスを選ぶと、失敗しにくいです。
対応エリアと時間帯
最後に意外と大事なのが、「自分の住んでいる地域で、希望の時間に来てもらえるか」です。
私の場合、地方に住んでいることもあり、仕事から帰った夕方に来てもらえる人を探すのに苦労しました。また、本当は週末に定期でお願いしたかったのですが、なかなか見つからず、今は平日の別の曜日に来てもらっています。
都市部と地方では、頼める人の数がかなり違います。申し込む前に、自分の地域で希望の曜日・時間に対応できる人がいるかを確かめておきましょう。

来てほしい曜日と時間に優先順位をつけておくと、見つからなかったときに調整しやすくなります。
民間だけじゃない、自治体の家事・育児支援
「料金が気になる……」という方は、お住まいの自治体の制度も調べてみてください。
- 産前産後の時期や、家事・育児の負担が大きいご家庭に向けて、ヘルパー派遣などの家事・育児支援をしている自治体があります(「子育て世帯訪問支援事業」「産前産後ヘルパー」などの名前で実施されています)
- 東京都では、出産・子育て応援事業(愛称「赤ちゃんファースト」)で、育児用品や子育て支援サービスを選べるほか、区市町村ごとに家事・育児サポートの制度もあります
対象者や料金、申し込みの時期は自治体によって違うので、まずは市区町村のホームページや子育て窓口で確認してみてください。
(自治体の支援については、別の記事で詳しくまとめる予定です)
まとめ|迷っているなら、まず1回試してみて
家事代行を頼む前の私に声をかけられるなら、こう言いたいです。
「それはお金で家事を買うんじゃなくて、子どもと笑って過ごす時間と、あなた自身の心の余裕を取り戻すことだよ」と。
- 他人を家に入れるのは、思っていたほど気まずくない
- 週1回・単発からでも、心の余裕は取り戻せた
- 迷ったら、まず1回だけ試してみればいい
毎日を必死に回しているあなたこそ、一度だけ、誰かに頼ってみてください。単発やお試しで頼めるサービスもあるので、「まず1回」から気軽に始めてみてくださいね。


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